「家の中 『はよ風呂入れ』と LINE(ライン)来る」。靴下メーカーの岡本(大阪市)は16日までに、足の臭いにまつわる作品を集めた「足クサ川柳」の受賞作を発表した。最優秀賞は家族からスマートフォンの無料通信アプリで遠回しに足の臭いを告げられ、複雑な心境を表現した作品が選ばれた。
優秀賞には「定年で はじめて気付く 別洗い」「耐えました。 結婚記念日 10臭年」が選ばれた。
その他の受賞作には、人気ゲーム「妖怪ウォッチ」にちなんだ「息子言う 妖怪のしわざ? パパの足」や、ヒット映画「アナと雪の女王」のフレーズを引用した「ありのまま 素足をさらし 凍りつく」など、流行を取り入れた作品の応募も目立った。
足クサ川柳は消臭靴下のPRのため2007年に始めた。9回目の今回は、全国から2万1342句の応募があった。〔共同〕