平昌パラリンピックのメダルを首にかける、成田緑夢さん=1日、大阪市北区、金居達朗撮影 緑夢の挑戦:1 傾斜のきついカーブを、雪煙を上げながら滑り降りる。少しでもバランスを崩せば転倒する。でも、迷いはなかった。ほぼ真下に落ちる最短コースを攻め抜いた。 3月16日、平昌パラリンピック。男子バンクドスラロームに出場したスノーボードの成田(なりた)緑夢(ぐりむ)選手(24)は、3本の滑走で毎回記録を更新。パラリンピック初出場で金メダルを獲得した。左ひざの大けがから5年。懸命のリハビリの末につかんだ栄光だった。 「障害をもったからこそ、スポーツの価値を知った。みんなに与えられる影響が大きいことにも気付かされた」 五輪出場は成田家の夢であり、家訓のようなものだった。2006年トリノ五輪のスノーボード代表の兄童夢(どうむ)さん(32)、姉今井(いまい)メロさん(30)とともに「スノボ3きょうだい」の末っ子として、幼いころから父隆史(たかし)さん(68)を「監督」と呼び、厳しいトレーニングをしてきた。 13年3月、フリースタイルスキーの世界ジュニア選手権ハーフパイプで初優勝した。翌年のソチ五輪から新種目としての採用が決まっていた。五輪出場が目前に来ていた。その2週間後の4月11日午前8時ごろ、事故は起きた。 【連載の続きはこちら】 2:緑夢、手術翌日からリハビリ 神経のまひ改善せず 3:久々のゲレンデ、感覚戻らず 「ゲームは終了」 「ドーン」。2階の台所で朝食… |
ソチ目前、宙返り中「ドーン」 緑夢の足、壊死の危機に
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