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22日午前の東京外国為替市場で円相場は6営業日ぶりに反発した。12時時点は1ドル=120円81~84銭近辺と前日17時時点に比べ20銭の円高・ドル安で推移している。日銀が金融政策決定会合で、量的緩和政策の現状維持を決めた。あわせて、景気の現状判断や見通しの表現を従来の「回復基調」から「回復」へ変えたため、日銀が景気認識を強めたと判断した参加者の円買い・ドル売りが入ったもよう。黒田東彦総裁が午後の記者会見で、景気の先行きに強気の発言をすると追加緩和観測が一段と遠のき「円がさらに上昇する可能性もある」(FX会社)との声もあった。 朝方は円売り・ドル買いがやや優勢だった。低調な米経済指標が発表されても、ドルが底堅く推移した前日の海外市場の流れを引き継いだ。日本の年金基金や生命保険会社による「実需の円売り・ドル買いもドルの下値を支えた」(国内証券)との観測があった。 だが10時前の中値決済にかけては国内輸出企業などによる円買い・ドル売りが入り、円は前日比で上昇に転じた。米国の景気回復の遅れが懸念され、「投資家は新規のドル買いに慎重になっている」(外国証券)との観測もあった。米国の3連休を前に、利益確定を目的としたドル売り・円買いも円を下支えした。 9~12時の円の高値は120円79銭近辺、安値は121円09銭近辺で、値幅は30銭程度だった。 円は対ユーロで3営業日ぶりに反発した。12時時点は1ユーロ=134円50~54銭近辺と同22銭の円高・ユーロ安で推移している。日銀が金融政策の現状維持を決めたと伝わると、円は一段と上げ幅を拡大した。 ユーロは対ドルで小幅に反落した。12時時点は1ユーロ=1.1131~34ドル近辺と同0.0002ドルのユーロ安・ドル高で推移している。〔日経QUICKニュース(NQN)〕 |
外為12時 円、6日ぶり反発 日銀会合結果の発表後に買われる
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