四川省寧南県と雲南省巧家県の県境に位置する金沙江の下流で9日、中国能建葛洲壩機電公司の作業員が、白鶴灘右岸発電所の1基目となる単一設備容量が100万kWの発電機の回転子の設置に成功した。これは世界で単一設備容量が最大の水力タービン発電機の重要な節目となった。白鶴灘水力発電所は世界で単一設備容量が最大の、建設中の規模が最大の水量発電所で、設備容量が1600万kWで、完成後三峡プロジェクトに次ぐ世界2位の水力発電所になる。左右両岸にそれぞれ100万kW水力タービン発電機が8基ずつ設置され、いずれも中国が独自に開発するものだ。白鶴灘水力発電所は2021年7月に発電機第1弾の稼働・発電を計画している。22年の7月にはすべての発電機が電力網に接続し、商業運営を開始する見込みだ。(編集YF)
「人民網日本語版」2020年9月10日
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