2010年6月、愛知県一宮市で帰宅途中の高校3年の女子生徒が男に刺され重傷を負った事件で、県警一宮署捜査本部は11日、発生から丸5年を迎え、現場の公園付近や最寄り駅で情報提供を求めるチラシやポケットティッシュを配った。
事件は10年6月11日夜、一宮市八幡1の公園付近で発生。当時高校3年の女性が突然、男に刃物で刺されて重傷を負った。
捜査本部はこれまでに現場から逃げたとみられる25~45歳くらいの男の似顔絵を公開。肩近くまで伸びた金髪の姿や、丸顔で二重まぶたの小さな目が描かれている。
捜査本部は10日夜、JR尾張一宮駅などでチラシを配布。一宮署の関屋英徳署長は「似顔絵の男についてなど、どんなことでも構わないので情報提供をしてほしい」などと話した。