沖縄県内有数の観光地である那覇市の国際通り近くに19日、「国際通り屋台村」がオープンした。飲食店20店が出店し、県産食材にこだわった店が多い。離島の情報発信や特産品販売の拠点である「離島マルシェ」も併設。午後5時の「開村」直後から、多くの地元住民や観光客らが訪れ、各店舗のカウンターやテーブルを埋めた。
オープニングセレモニーで、施設の整備・運営を手掛ける県内建設大手、国場組の国場幸一社長は「国際通りの活性化につながると期待している」とあいさつ。泡盛バー店長で屋台村の横井聖司村長は「来店客に楽しかったと言ってもらえるよう全力で頑張る」と抱負を語った。
各屋台の平均面積は約12平方メートルで、席数はそれぞれ8席程度。年間入場者数の目標は50万人で、観光客と周辺住民の交流の場としても期待されている。