太平洋戦争中、小笠原諸島・父島に駐留していた旧日本兵が当時の日常を描いた絵日記が、松江市の民家に保管されていることが20日、分かった。過酷な状況下に置かれた父島で「ただ故郷に帰る夢を見るだけ」などと漢詩で心情を記したほか、物資の補給が不足し自給生活を送る兵士の様子などが水彩画で詳しく描写されている。 絵日記を調べた阪急文化財団(大阪府池田市)の伊井春樹理事は「淡々とだが、細やかに心境などが描かれ、当時の状況がありありとうかがえる」と話している。 見つかったのは松江市西津田の安来久恵さん(74)宅。描いたのは父の利雄さんで、1944年3月、要塞歩兵隊の一員として島根県浜田市から父島に赴いた。島では小中の部隊を率いた。 絵日記には出征から帰還までが、画帳に25ページにわたり水彩絵の具で色鮮やかに描かれている。伊井理事によると、鳥瞰(ちょうかん)した詳細な描写から、利雄さんは観察力に優れ、島を熟知していたことがうかがえるという。 父島は太平洋戦争時、住民らが強制疎開させられ、日本軍の要塞となった。同じ小笠原諸島・硫黄島のように地上戦にはならなかったものの、幾度もの空爆や食糧不足に見舞われ、数多くの兵士らが命を落とした。 絵日記によると、利雄さんの部隊は家を建て、家畜を育て、製塩も行っていた。米軍の爆弾の破片で農具を作り、野菜を育てていた。「南の島での戦友は皆、鬼(魂)となってしまった」と記し、終戦となった45年8月15日には島で慰霊祭を行い、命を落とした仲間を弔った。 利雄さんは終戦後約4カ月を島で過ごし、故郷の松江に戻った。駐留中に書き残した詳細なメモを基に、帰郷後に絵日記を記した。91年に86歳で亡くなった。 |
戦時下の父島、旧日本兵が絵日記 松江の民家で発見
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