【ワシントン=吉野直也】米議会上院は10日、イラン核合意の不承認決議案の審議を進めるための動議を否決した。オバマ大統領は声明で「外交、米国の安全保障、世界の安全の勝利だ」と表明した。「イランの核兵器保有を阻止する包括的な合意を、国際社会の関係国と履行することが可能になった」と強調した。
米議会が5月に成立させたイラン核合意審査法は、上下両院が不承認決議案を可決した際は、政府が国内法に基づき制裁を継続するよう義務づけていた。オバマ政権はただちに対イラン制裁の解除への具体的な作業に着手する。
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