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気象庁は阿蘇山について、今後は噴火活動が徐々に落ち着く可能性が高いとの見方を示している。阿蘇山は過去、噴火した後に終息するサイクルを繰り返していることに加え、大きな噴火の兆候がみられないことが理由という。 また、同庁は14日、阿蘇山上空から現地調査した結果、中岳第1火口の周囲約1キロに火山灰が厚く積もり、変色していたと発表した。小規模な火砕流が発生した可能性もあるとみている。 火山灰は阿蘇山の西側を中心に広がり、14日午後4時までに福岡県筑後市のほか、火口から約50キロ離れた熊本県玉名市や熊本市で微量の降灰があった。 噴火は14日午前9時43分ごろ発生。気象庁は噴火警戒レベルを2(火口周辺規制)から3(入山規制)に引き上げた。これに先立ち、噴火発生を迅速に伝える「噴火速報」を8月の運用開始以来初めて発表した。 |
阿蘇山噴火、気象庁「徐々に落ち着く」
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