日本商工会議所の三村明夫会頭は17日、都内で開いた通常会員総会であいさつし、「企業の利益は過去最高水準に達し、資金的余裕も生まれている」としたうえで「大企業、中小企業ともに設備投資増に向けたより強い動きがでてくることを期待したい」と語った。
伸び悩んでいる輸出の動向については「為替水準がここまで円安になったにもかかわらず思ったように増加していない」と指摘。その上で「今後の人口減少を踏まえると、外需の捕捉が不可欠。国内設備投資により供給力を高め、輸出競争力を強化していくことが重要だ」と強調した。〔日経QUICKニュース(NQN)〕