クレジットカード番号やネットオークションのID、パスワードなど約3万2千件の個人情報が載った闇サイトが存在することが23日、神奈川県警への取材で分かった。
県警は同日までに、闇サイトで情報を入手し、ネットオークションやショッピングサイトに他人のアカウントでアクセスしたとして、大阪市西区の無職の少年(19)を不正アクセス禁止法違反の疑いで逮捕、追送検した。県警は闇サイトの管理者の特定を急ぐとともに、個人情報が流出した経緯を調べる。
追送検容疑は2月2日~3月19日、102回にわたり他人のID・パスワードで「ヤフオク」と「ヤフーショッピング」にアクセスした疑い。家具やゲームソフトを購入していたという。
少年は他人に成り済ましてヤフオクにアクセスし、メールアドレスや商品の送付先を書き換えたとして、5日に不正アクセス禁止法違反容疑などで逮捕され、16日には詐欺容疑で再逮捕されていた。〔共同〕