財務省が19日発表した対外及び対内証券売買契約などの状況(週間・指定報告機関ベース)によると、11月8~14日の海外投資家による日本株への投資は4週連続の買い越しとなり、買越額は3279億円だった。
堅調な10月の米雇用統計を受けて12月の米利上げ観測が強まり、外国為替市場で円安・ドル高が進行。輸出関連などの日本株に買いが入った。
海外投資家は国内の中長期債を4週連続で買い越した。短期債も3週連続の買い越しだった。
一方、国内投資家による海外の中長期債への投資は6週連続の買い越しとなった。買越額は8710億円だった。海外株式への投資は2週ぶりの買い越しだった。〔日経QUICKニュース(NQN)〕