19日午前1時15分ごろ、千葉県銚子市名洗町の市道脇にあるアパートに乗用車が衝突した。乗っていた同市の17、18歳の少年5人全員が病院に運ばれ、2人が死亡し、1人が意識不明の重体、2人が軽傷を負った。アパートの住人にけがはなかった。
銚子署によると、乗用車は緩やかなカーブを曲がり終えた直後に、対向車線を越えてアパートに衝突した。車がスピードを出し過ぎていたとみて詳しい原因を調べる。
車が衝突したアパートの女子大生(20)は「地震のような揺れで目が覚めた。外に出たら(事故に遭った)少年が運転席に向かって『返事しろよ』と呼び掛けていた」と話した。〔共同〕