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漱石晩年の書を公開 最大規模、びょうぶに4枚

今年没後100年の文豪、夏目漱石(1867~1916年)の書4枚が貼られたびょうぶを、二松学舎大(東京都)が25日、報道陣に公開した。書かれているのは、禅語を集めた「禅林句集」にある一節で、晩年のものとみられる。漱石の書としては最大規模のものという。


二松学舎大によると、昨年12月に東京の古書店から購入。中央公論社(現・中央公論新社)の社長だった麻田駒之助、嶋中雄作らが所蔵していた。雑誌「中央公論」の編集者だった滝田樗陰が漱石にねだって書かせた可能性が高いという。「図説漱石大観」や「漱石遺墨集」などにも収録されておらず、ほとんど知られていない。


びょうぶは二枚折一双で、それぞれ縦162センチ、横160センチ。縦121センチ、横58.5センチの紙4枚に「夜静渓声近 庭寒月色深」(夜静かにして渓声近く、庭寒うして月色深し)など「禅林句集」の一節がしたためられており、漱石の揮毫(きごう)と落款がある。


漱石が亡くなる1年ほど前から、滝田は紙を持参して毎週のように現れ、たびたび書画を書かせた。滝田の随筆「夏目先生と書画」によると、晩年の漱石は「道楽」としての書画に熱心だった。気に入らないものは引き裂いてしまうため、二枚折一双のびょうぶのために費やした紙は60枚前後に上った。


二松学舎大文学部の山口直孝教授は「世俗と向き合いながら到達した創作者としての理想の境地がうかがえる」と話している。


夏目漱石は少年時代、同大の前身である二松学舎で漢籍を学んだ。同大は創立140年を記念した来年秋の特別展で、びょうぶを公開する予定。〔共同〕


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