【ワシントン=共同】米政府当局者は28日、北朝鮮が北西部・東倉里(トンチャンリ)で長距離弾道ミサイル発射の準備を進めている兆候があることを確認、「人工衛星」打ち上げと称して数週間以内に発射する可能性があると明言した。
同当局者は、北朝鮮が突然ミサイルを発射するよりも、事前に「衛星」打ち上げを予告する公算が大きいとの見方を示した。
米国防関係者も、ミサイル本体への燃料注入など差し迫った段階ではないと語った。
外交筋によると、燃料搬入用とみられる車両の行き来や作業要員の数が増えるなどの動きが確認されている。