全日本柔道連盟(全柔連)は3日、リオデジャネイロ五輪の男女各6階級12人の代表を発表し、男子では世界王者で73キロ級の大野将平(24)、100キロ級の羽賀龍之介(24)=ともに旭化成、女子は48キロ級の近藤亜美(20)=三井住友海上=らが初めて選ばれた。女子57キロ級の松本薫(28)=ベネシード=は2連覇を目指す。
前回ロンドン五輪で金メダルなしに終わった男子は5人が20代前半で初出場と、新鮮な顔触れになった。
全柔連は福岡国際センターで開催された全日本選抜体重別選手権の後、会議を報道陣に公開して選考した。17日に女子78キロ超級、29日に男子100キロ超級の代表を決め、総勢14選手が出そろう。〔共同〕