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選手の意欲「魔法はない、変化させる」 エディ氏語る

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イングランド代表の選手の練習を見るエディ・ジョーンズ氏=ロイター


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イングランド代表監督として迎えた初めての公式戦・6カ国対抗。エディ・ジョーンズ氏は5連勝でチームを優勝に導いた。イングランド代表を短期間でどう立て直したのか。ジョーンズ氏が語った。


【第1回】勝つために必要なものは? ラグビー・エディ氏に聞く


エディからあなたへ


ラグビーワールドカップ2015特集ページ


――イングランドというラグビー発祥の場所では、最初の試合、大会で結果を残し、印象づけることが大切です。初戦の2月6日のスコットランド戦はどのように臨みましたか。


「私は勝たなければならない試合とずっと思っていました。スコットランドは決して強いチームではありません。昨年のワールドカップ(W杯)のスコットランドを思い出してください。彼らが勝ったのはどこですか。運良くサモアに勝ち、米国に勝ち、南アフリカ戦を終えて4日しか準備できなかった日本に勝った。一方、オーストラリアと南アに負けた。彼らは決していいW杯ではなかったのに、彼らは素晴らしいチームだったとみんなが言います」


「(1次リーグ敗退した)イングランドはそれほど悪いW杯ではなかった。(準々決勝に進んだ)スコットランドよりも強いチームだったと思う。もちろん、スコットランドの本拠地マリーフィールドでプレーするのはいつだって難しい。ホームアドバンテージがあるからです。それでも、どうプレーするかが大事ではなく、勝たないといけないと考えていました」


――メディアに「おれたちは伏兵だ」と言っていましたよね。


「それは冗談です」


――内容を犠牲にして結果を求めた部分はありましたか。


「次のW杯に向けて、4年間のスタートとなる大切な時期だったので、勝つことが大切でした。勝てば勝つほど選手は指導を信じるようになります。そうすれば、選手たちは変わることができると信じて成長することができます」


「まだ残りの時間は多くあります。逆に、W杯で勝つための準備のために結果を犠牲にする時もあるでしょう。日本代表の場合、W杯の前に、アジアパシフィックネーションズカップで、私たちは4試合中3試合で敗れました。もちろん負けようとしたわけではありません。でも私はW杯でプレーするチームを作る準備をしていた。だから、結果を犠牲にして準備しました。今回のケースでは勝つことがとても重要でした」


――1次リーグ敗退したイングランドの選手たちの様子はどうでしたか。


「選手たちは、W杯で失望していました。だから私は通常以上に力をかけなければならなかった。『代表は君たちのチームであって、私のチームではない』と言い続けることによって、士気を上げるようにしました。そして、こう言いました。『勝てなくても周囲は、私のせいにする。勝てば、君たちは信頼を取り戻すことができるんだ』。楽しんで、自分を表現して欲しい」


――昨年の6カ国対抗が4勝1敗。今年が5連勝。わずか1勝の違いですが、どう捉えますか。


「とても大きい。心理的に違いがあるからです。選手たちは私たちが目指しているものを信じることができますし、私からも、どのようにプレーしてほしいかというチーム方針を伝え、もっとハードワークしてほしいと強く要求できるようになります」


――クリス・ロブショーやビリー・ブニポラのプレーを見ていると、6カ国対抗の初戦のスコットランド戦と最終戦のフランス戦では、チームの戦い方が違うように見えました。


「選手たちがこれまでと違うプレーの仕方に慣れてきたのがあります。スコットランド戦の前は、わずか2週間しか準備する期間がありませんでした。選手たちは8~12週間、クラブでプレーを続けてきて、そのプレーに染まっていました。それをわずか2週間で変えるのはとても難しいことです」


――トライ数についてはどう考えていますか。


「ラグビーのテストマッチというのは勝つことが大事です。トライを取ることではありません。もちろんトライは助けになりますが、ウェールズ戦ではとてもいい攻撃を見せましたが、1トライしか奪えませんでした。その代わりペナルティーキックを与えてくれました。私は勝ちたい。どうやって勝つかは気にしません。勝っている限りは、10回のペナルティーで勝とうが気にしません」


――イングランドラグビーはステレオタイプだと言っていました。


「プレッシャーを受けると、伝統的にボールをキックしようとするのです。そして相手がミスをするのを待つ。今回の6カ国対抗でも終盤には少し良くなりましたが、まだそうです。それこそ我々が変えようとしている部分です」


――それが南半球のチームに北半球のチームが勝てない原因でしょうか。


「まちがいなく、それも一因でしょう」


――日本、イングランド、豪州で選手に違いはありますか。


「豪州の選手はとても自立していて、積極的です。イングランドの選手は少し日本と似ています。イングランドの選手はとても従順です。私のことを『ボス』とか『ガッファー(親方)』と呼ぶ。『監督』と呼ぶ日本と似ている。イングランドの選手が積極的になれるよう、日本のようなプロセスを試しているところです」


――選手たちはなんて呼ぶのでしょうか。


「何人かの選手はボスのエディーといいますし、何人かのスタッフも。でも全員ではありません。何人かの若い選手たちです。年をとった選手たちは一般的に『ボス』と言いたがります。それが興味深い」


――イングランドの選手は世界的な選手になりたいという意欲に欠けると話していましたね。


「今でもそうです。でも少しずつ変化はあります。4年前の日本の選手を考えてください。畠山健介(サントリー)がニューカッスルで、アマナキ・レレイ・マフィ(NTTコミュニケーションズ)がバースで、五郎丸歩(ヤマハ)がレッズでプレーしています。五郎丸は最初、外国の選手とすら話さなかったのです。それが今では海外でプレーしたい。意欲の変化以外にありません。昨年のW杯で小野晃征(サントリー)ほど活躍した選手はいないでしょう。彼がサニックスからサントリーに来たときのことを覚えています。彼は太鼓腹でした。でもその後、彼は本当のプロに変わりましたし、いい選手になりました。魔法はありません。意欲を変化させるのです」


「イングランド選手も代表チームに対する素晴らしい姿勢を見せてくれました。最初に日本で指揮をしたとき、選手たちは日本のためにプレーすることを誇りに思っていませんでした。例えば、彼らは早稲田大学の選手であることの方が誇りでした。もしくはヤマハやサントリーや東芝の選手であることに誇りを持っていました。しかし、最後には日本のチームは変わりました。でもイングランドの選手はイングランドでプレーすることを誇りに思っていました」


――規律上問題があると言われたディラン・ハートリーを選んだのはなぜですか。


「心配はありませんでした。イングランド代表が強い時はいつも積極的なのです。だから積極的にプレーできるキャプテンが必要だったのです。自分自身が確立され、チームのために頑張れ、相手に立ち向かっていける選手が必要だったのです。彼がそうだったのです。彼は完璧ではありませんが、とても積極的です」


――才能がある半面、規律上で問題のある選手をどう扱うのでしょうか。


「聞き分けのない選手がいる時、なぜそういうことをするのか、いつも理由があるのです。だからそういうときに何が理由なのかを探す努力をしないといけません。時には単に成熟しているかどうかの場合もあります。ディランはいま29歳で奥さんに子どもがいます。彼は24歳の時とは違う人間になりました。24歳だと責任感はありませんし、自分のことだけを考えるのです。そういう時期を経るのです。でも年を取れば責任感も出てきますし、少し考えるようになるでしょう。物事の重大さを考えるようになるのです。それがディランに起きたことです」


「ディランは主将として、自らルールを作ったのです。彼はチームルームでの携帯電話の使用を禁止しました。もし使ったら5回の腕立て伏せの罰則。そうすることで、選手は携帯電話を使わなくなりました。私が何かを言うのではなく、自らがルールを作ってやる。そういうことが起きて欲しかったことでした」


――今大会の若手選手はどうでしたか。


「とても良かったと思います。マロ・イトジェ(21歳)はよかったですし、ジャック・クリフォード(23歳)は途中出場でいいプレーをした。エリオット・デイリー(23歳)やポール・ヒル(21歳)も少しだけ新しい経験をしました。ルーク・コーンディッキー(22歳)も2試合プレーしました。チーム全体の約2割がこういう若い選手が占めることはとてもすばらしいことです」


――もし若手の選手がミスをしたらどんなことをいいますか。


「私は選手たちがミスをすることを心配していません。ミスをした時、なんでミスをしたのかを理解することが大事なのです」


――だれが若手でインパクトがありましたか。


「私はイトジェだと思います。彼はとても良かった。もちろんもっと改善の余地はありますけど。彼は学ぼうとしていますし、もっと良くなりたいと思っています」


――イングランド代表監督になり、多くの人に注目され、様々な意見が寄せられます。そうした意見をどう感じていますか。


「仕事ですから、プレッシャーはありません。何をしているかわからないからプレッシャーを感じるのです。私は自分のやるべきことを知っています。もしお金が支払われなかったとしても、コーチを続けますし、子どもたちを教えていたと思います。私はお金を払ってもらえるのでとても運がいい」


――メディアに対してはどんな発信をしますか。


「私がメディアと話すときは、それは選手に話していることにもなります。メディアが私に質問をしてきたときに、それには答えていません。私は自分が言いたいことをすでにわかっています。だからそれをメッセージにして発するのです。それは選手が新聞を読んでいるからです。もしあることをチームミーティングで言おうとするとき、メディアにも言います。そうすることで2回選手にメッセージが届くのです。それは政治家と同じです」


「私の仕事は人々に影響を与えることです。私は選手がよりよくプレーできるように影響を与えるのです。だからメディアはとても大切なものなのです。私にとって影響を与えるためには」


英国メディアは大変ではありませんか。


「私にはあまり問題なりません。心配していないです。いいことです。長い間の経験があり、精神的にタフなコーチであれば。指導というのはこういうものです。こうでなければ、試合は続けられません」(構成・河野正樹=ロンドン)



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