熊本県は10日、震災の「関連死」が疑われる死者が新たに1人確認されたと発表した。関連死の疑いは19人になった。
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熊本地震 災害時の生活情報
県災害対策本部によると、亡くなったのは高森町の男性(88)。4月14日の前震以前から慢性心不全を患って南阿蘇村の病院に入院していたが、地震で玉名市の病院に転院を余儀なくされ、病状が悪化して5月7日に亡くなった。医師によると、環境の変化による心理的ストレスで病状が悪化したといい、高森町が震災を原因とした関連死と考えられると判断した。