テニスのマスターズ大会、イタリア国際は１０日、ローマで行われ、男子シングルス第６シードの錦織圭（日清食品）が初戦の２回戦で世界ランキング２４位のビクトル・トロイツキ（セルビア）に５―７、６―２、６―３で逆転勝ちし、３回戦へ進んだ。

特集：錦織圭

世界６位の錦織は第１セット第１２ゲームをブレークされてこのセットを落としたが、安定したサーブと鋭いストロークで挽回（ばんかい）。最終セットは第５ゲームをブレークして優位に立ち、流れを渡さなかった。

３回戦では、リシャール・ガスケ（フランス）―アンドレアス・セッピ（イタリア）戦の勝者と対戦する。（時事 時事）

■「プレーの質、よくなってきている」

錦織圭 「プレーはいいと思うので、次に向けてしっかり準備したい。たぶん先週の疲れも出てきているので、あすはしっかり休みたい。先週からプレーの質は良くなってきている。いいテニスを持続できるように頑張りたい」（時事 時事）