同郷の親睦を深める熊本弁ネイティブの会のメンバーら=同会提供
熊本地震の被災地を支援しようと、首都圏の熊本県出身者らが14、15日、東京都千代田区の日比谷公園で熊本の名産品を販売する。「熊本弁で遊びに来なっせ」と、故郷のことばでもてなしたいという。
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販売するのは、フェイスブック上のグループ「熊本弁ネイティブの会」。4年前に結成し、熊本県出身者ら約760人が参加する。「熊本弁だけで喋(しゃべ)らなんけんね!」をモットーに、年4回ほど都内で酒席を開いて親睦を深めてきた。
会長でシンガポールに住む平野洋一郎さん(52)は同県宇城市の出身。今月7日に帰省すると、熊本市内に住む弟は車内で寝泊まりしていた。益城町や西原村では、酒蔵のたるが倒れ、地場野菜は販路を断たれて行き場を無くしていた。