国際バレーボール連盟(FIVB)は21日、記者会見を開き、今大会で実施しているビデオ判定を求める「チャレンジシステム」について、参加国がチャレンジを要求する際に使うタブレット端末の操作に習熟するよう求めた。18日に日本と対戦したタイは、タブレットで選手交代ができなかったとして抗議。遅延行為などのレッドカードにより、2点を失った。FIVBは19日に各国を集めて説明会を開いたが、リマ事務局長は「タイはチャレンジのプロセスを完全に理解していなかった」と述べた。また、「新技術を用いたチャレンジシステムは絶対に必要。バレーボールがより信頼性、透明性があり、公平なものになるからだ。後戻りすることはない」という見解も示した。