女性のスカートの中を盗撮したとして、栃木県警は24日、同県今市市(現日光市)の小1女児殺害事件の裁判員裁判で被告の弁護人を務めた弁護士の梅津真道容疑者(43)=宇都宮市大和1丁目=を県迷惑防止条例違反の疑いで逮捕し、発表した。容疑を認めているという。
県警によると、梅津容疑者は昨年12月ごろ、宇都宮市内のバス停付近で女性(当時17)のスカートの中を小型カメラで盗撮し、今年4月30日夜にも同県小山市のJR小山駅東口のエスカレーターで女性(当時31)の下着を盗撮した疑いがある。今月5日、県警小山署に自首して判明したという。
梅津容疑者は東大法学部を卒業後、2003年10月に弁護士登録。栃木県弁護士会の副会長を務めたほか、小1女児殺害事件の裁判では殺人罪などに問われた勝又拓哉被告の弁護団に加わっていた。勝又被告は宇都宮地裁で4月8日、無期懲役の判決を受け、同19日に東京高裁に控訴している。