プロ野球の日本ハムは24日、新しい本拠球場の建設を検討していることを明らかにした。現在の本拠、札幌ドーム(札幌市豊平区)からの移転を前提に、札幌市内など15~20カ所で候補地の選定を進めている。
新球場は収容人員が3万人規模。屋根付きで、総事業費は200億~500億円程度を見込んでいる。球場だけでなく、周辺に商業施設なども併せて開発することも視野に入れている。
日本ハムは2004年に東京(本拠・東京ドーム)から札幌市へ移転。現在使用している札幌ドームは、札幌市が所有し、同市と道内企業が出資する第三セクター「株式会社札幌ドーム」が運営している。球団はドーム側に使用料などで年間約13億円を払っており、これが球団経営の負担になっていた。