ジャパンオープンの男子400メートル個人メドレー決勝後、電光掲示板を見つめる萩野公介(右)と瀬戸大也=西畑志朗撮影
でこぼこな関係。リオデジャネイロ五輪の競泳で金メダルを狙う同学年の2人は、あらゆる面で対照的だ。
特集:リオオリンピック
22日まで行われたジャパンオープンに、日本代表のメンバーとして出場した男子400メートル個人メドレーの瀬戸大也(22)=JSS毛呂山=と萩野公介(21)=東洋大=は、大会中の宿泊先が同じ部屋になった。
「多分、初めての経験だと思う」と瀬戸。リオ五輪前最後の直接対決を翌日に控えた20日、「今夜から2人でバチバチやりあうと思う」と闘志をむき出しにした。その発言を報道陣から聞かされた萩野は、やんわりとかわした。「レースになるまで、そんなことはないと思います」