テニスの全仏オープン第１４日は４日、パリのローランギャロスで女子シングルス決勝があり、第４シードのガルビニェ・ムグルサ（スペイン）が連覇を狙った第１シードのセリーナ・ウィリアムズ（米）を７―５、６―４で破り、４大大会初優勝を飾った。優勝賞金は２００万ユーロ（約２億４千万円）。ムグルサは今季初優勝で、ツアー通算３勝目。スペイン勢の全仏制覇は、１９９８年のアランチャ・サンチェス以来、１８年ぶり。

Ｓ・ウィリアムズは昨年のウィンブルドン選手権以来となる４大大会優勝を逃した。

車いすの部の女子ダブルス決勝では、第２シードの上地結衣（エイベックス）、ジョーダン・ホワイリー（英）組が第１シードのイエスカ・グリフィユン、アニク・ファンクート組（オランダ）を６―３、４―６からのマッチタイブレークを１０―６で制し、２年ぶり２度目の優勝。男子ダブルス決勝では、国枝慎吾（ユニクロ）、ゴードン・リード（英）組が、フランス選手とスウェーデン選手のペアに６―３、６―２で勝ち、連覇を飾った。