福岡の名物「屋台」
福岡市は28日、新たに屋台を始めたい人などを対象にした屋台の営業許可の公募を9月から始めると発表した。屋台の営業権の公募は初めて。斬新な発想やデザイン性のある屋台を導入し、市の観光資源である屋台の魅力を高める狙いがある。
公募枠は30軒ほどになる見込み。9月中旬~10月末に募集し、学識経験者らでつくる「屋台選定委員会」が審査する。年内に営業候補者を決め、来年4月から営業を始めてもらう。
市によると、市内には現在119軒の屋台があり、111軒は市が管理する道路や公園で営業している。うち28軒は屋台の営業許可を受けた人以外が営む「名義貸し」をしていたため、市は屋台を実際に営業している人に3年の期限付きで新たな許可を与えていた。
この営業許可は来年3月で切れ…