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永瀬「このままでは…」 手痛い敗戦を教訓に4年後へ

作者:佚名  来源:asahi.com   更新:2016-8-11 10:50:51  点击:  切换到繁體中文

 

写真・図版


男子81キロ級3位決定戦、チリキシビリを攻める永瀬貴規(上)=諫山卓弥撮影


(9日、柔道男子81キロ級)


「金の最有力」永瀬に硬さ 敗者復活はリズム取り戻し銅


リオオリンピック


柔道の日程・記録


身長181センチの永瀬は、両手を広げたリーチが189センチある。この長い手がセンサーのような役割を果たし、永瀬の戦いを支えてきた。「ひじを伸ばしすぎず、曲げすぎず。ここまで距離を詰められてたら、投げられるという間合いを見つけていくんです」


だが、準々決勝ではその機能が無効化させられた。左組みのトマ(アラブ首長国連邦)は極端に体を開き、左半身を密着させてきた。そこから馬力を生かした引き込みを繰り返され、距離があってこそ生きる永瀬の足技は封じられた。「100%出し切れなかった。実力が不足していた」


昨年の世界選手権で初優勝。日本男子の不毛地帯だった81キロ級に現れた希望の星だった。井上監督は「相手の力がすべて吸収されるような強さを持っている。あんな間合いの取り方は私にはできない」。柔道関係者の間でも、「投げられる様子が思い浮かばない」と金メダル候補の1番手に挙げられていた。


母校・長崎日大高の松本太一監…




 

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