インタビューに答えるJR西日本の来島達夫社長=大阪市
JR西日本は、保守点検の最新技術を導入し、精度の高い検査ができるようにする。線路の点検作業に画像認識システムを用いたり、高架橋の点検結果を3次元(3D)データで管理したりして、安全性の向上を図るという。来島(きじま)達夫社長が朝日新聞のインタビューに答え、明らかにした。
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来島氏は「機械が担う分野を広げることで、人でしかできない判断や技術開発に注力できる」と語った。
画像認識システムはレールや枕木の点検に使う。専用の保守車両の底にカメラを付け、画像を撮影。傷やボルトの抜けなどを識別し、作業員がすぐに異状を察知できるようにする。
現在、新幹線の線路の点検は営…