男子400メートル障害準決勝で敗退した野沢啓佑=諫山卓弥撮影
(16日、男子400メートル障害準決勝)
リオオリンピック
陸上の日程・記録
【タイムライン】第12日のまとめ
男子400メートル障害の野沢啓佑は準決勝6着の49秒20で、日本人初の決勝進出には届かなかった。「悔しい。自己ベストなら残れていた」と唇をかんだ。
最初から積極的にとばして9台目のハードルを決勝に残れる2番手で越えた。残りは1台。だが、10台目を越える時、振り上げた左足のかかとが、わずかにハードルにぶつかった。必死に腕を振っても、失速は防げなかった。「当たっていなかったら……。ちょっとは変わったかもしれないけど、それでも走れないと。自分がまだ力不足です」