朝日新聞世論調査の回答
朝日新聞社による10、11日の全国世論調査(電話)で、民進党の新たな代表にだれがふさわしいかを尋ねると、蓮舫氏は39%、前原誠司氏は24%、玉木雄一郎氏は3%、「この中にはいない」27%となった。
民進支持層では、蓮舫氏61%、前原氏26%、玉木氏2%、「この中にはいない」10%。自民支持層では、蓮舫氏33%、前原氏32%と両氏が拮抗(きっこう)、玉木氏3%、「この中にはいない」24%。無党派層では、蓮舫氏38%、前原氏16%、玉木氏3%、「この中にはいない」32%だった。
「安倍外交」への期待度についても聞いた。ロシアのプーチン大統領が12月に来日し、安倍晋三首相と山口県で首脳会談を開くことになったことで、北方領土問題が解決に向けて進むかどうかについて、「大いに」と「ある程度」を合わせた「期待する」が42%。「あまり」と「まったく」を合わせた「期待しない」は57%だった。
今月あった日中首脳会談を受け、尖閣諸島をめぐる両国の緊張緩和に、「大いに」と「ある程度」を合わせた「期待する」は27%。「あまり」と「まったく」を合わせた「期待しない」は72%だった。
また、日本政府が元慰安婦を支援する韓国の財団に10億円を拠出し、この財団から元慰安婦に1人あたり約1千万円が支払われることになったことを「評価する」は38%、「評価しない」は52%だった。内閣支持層では「評価する」40%が「評価しない」53%を下回ったが、民進支持層では「評価する」49%が「評価しない」42%を上回った。