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肩車から落下、車椅子生活に 親子の遊びにも潜む危険

作者:佚名  来源:asahi.com   更新:2016-10-3 7:15:03  点击:  切换到繁體中文

 

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子どもの事故、分析で見えてきたものは


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子どもの命について考える企画「小さないのち」。思いがけない事故で子を亡くした遺族らへの取材に基づく連載「ある日 突然」を8月末から9月にかけて掲載したところ、子や孫がいる読者らから多くの反響が寄せられました。読者自身が経験した「ヒヤリハット」や、子どもの事故予防につながる提案などを紹介します。


特集「小さないのち」


■読者自身が経験した「ヒヤリハット」


●子どもがまだ2歳ぐらいの時、助手席のチャイルドシートでグミを食べていて、突然「ヒーヒー」という声が。「詰まらせた」と思い、すぐに駐車場に車をとめて子どもを降ろし、記事にも載っていたハイムリック法(背後から両腕を回し、子どもの腹部を圧迫する方法)で2、3回圧迫すると、口からグミが出てきて事なきを得ました。注意はしていましたが、グミは小さく、食べた経験もあるので心配なく与えたこと、背中がもたれかかっているような状態で物を食べさせたこと、誤嚥(ごえん)になる要因がありました。本当に反省しています。(京都府 50代女性)


●先日、1歳になったばかりの孫を肩車した写真を送ってくれた息子を叱りました。父親の肩車から落ち、幼少から車椅子生活となった子を身近に見ていたからです。ご両親は「まさかこんなことに」と話していました。「親子の楽しみ」に危険な行動はないでしょうか。子どもに良かれと思う行動に潜む危険を知りたいと思います。(埼玉県 60代女性)


●19年以上前、ハイハイを始めた頃の次男が部屋から消えました。主人が玄関の引き戸に隙間があるのを発見し、家の前の通路(数メートル)を出た先の道路をハイハイで横断中の次男を発見しました。幼い子が近隣の水路や線路で難に遭った記事を目にすると、あり得ないことではないと思うようになりました。余程の注意がいることを思い知りました。(名古屋市 清水康子さん 57歳)


●1歳の娘の父親です。かなり前、近くの浜辺で遊んでいると、穴に足を入れるタイプの浮輪を使っていた小さなお子さんがクルッとひっくり返りました。下半身が水面に出ている状態で足をバタバタさせていました。見た瞬間に「マズい!」と思って近寄り、抱き上げて事なきを得ました。その光景が記事でよみがえりました。娘にも関わることなので、連載を頭にたたき込んでおきたいと思います。(静岡県 40代男性)


●二十数年前、育児スタイルとして「うつぶせ寝」がブームになっていた時期がありました。赤ちゃんがよく眠る、スタイルよく成長するなどの利点が取り上げられ、年子の育児に追われていた私は飛びついたものです。今考えると、赤ちゃんにとってかなりの負担だったのではと恐ろしくなります。楽に育児をしたいという気持ちが先行していたのだと反省しています。子どもの悲しい事故が少しでも減っていきますように。(山梨県 50代女性)


■事故予防への提案は


●生後11カ月の子をもつ母です。痛ましい子どもの事故については、新聞記事を時々読む程度で、知る機会はほとんどありません。母子手帳などにも注意の記載はありますが、具体的な事故例や予防策の情報に触れることは少ないのが現状です。国が積極的に事例と予防策を周知させてほしいと願うばかりです。企業も、子どもの事故が起こる可能性を考えた製品開発を行ってほしいです。(川崎市 徳永遥さん 29歳)


●事故例を具体的にたくさん知っている方が、防ぐことができると思います。妊娠して母子手帳をもらう時、母親学級や両親学級、1カ月健診等の時に発育に合わせて情報を提供したらどうでしょうか。うつぶせ寝のリスクや寝具の硬さなどは、実際に人形を使って実演すれば分かりやすいのでは。大丈夫なはずなのに大丈夫じゃないことがたくさんあります。(大阪府 50代女性)


●子どもの行動は想定外の連続です。例えば母子手帳等に事故体験を列挙したり、講習会を開いたりしてはどうでしょうか。安全で安価なベビーベッドを、注意書きを添えてレンタルできないでしょうか。洗濯機やポット等の家電、雑貨の優良品にマークを付けて推奨する、転落防止のため子どもの服に発信機を付け、一定範囲を出たらスマホで警報が鳴るようにするなどの対策を取れないでしょうか。同じ事故を繰り返すほど悲惨なことはないと思います。(福岡県 50代女性)


●製品安全の専門家です。就寝中の乳児の窒息原因では、敷布団の要素が大きいと考えています。記事では、ベビー用の硬めの寝具を使うよう勧めていますが、どれぐらい硬ければ良いかの基準はありません。ベビー布団といっても、メーカーによって厚みも硬さもバラバラです。抱っこひもには製品安全協会のSG基準(安全基準)があるのに、ベビー布団には基準がなく、親は自分で注意し、判断するしかありません。安全基準を早期に制定するべきだと思います。(東京都 70代男性)


■長男を亡くし、自ら事故予防に取り組む 吉川優子さん(45)


当時5歳だった長男の慎之介(しんのすけ)は4年前、通っていた愛媛県の私立幼稚園でのお泊まり保育の川遊び中、増水で流され亡くなりました。


県や市、文部科学省に事故検証と予防策を訴えましたが、いずれも「再発防止のための検証の権限はない」との回答でした。幼稚園からは「話せない」と言われました。同じ園の保護者と現場に通って救急隊員や観光客など関係者に聞き取りし、独自に検証委員会をつくり、民事裁判も起こしました。


裁判はあくまで関係者の法的責任を追及する場だとは理解していましたが、教訓を生かして子どもを守ってほしいという私の強い思いはそこに託すしかありませんでした。


教育・保育施設などでの事故死、いじめによる自殺、虐待などの分野では担当省庁ごとに検証制度がありますが、管轄を分けず、すべての子どもの死を一括して検証する組織と制度が必要ではないでしょうか。


今もどこかで、事故や虐待などで命が失われています。夫と二人で社団法人をつくり、昨年、「子ども安全管理士講座」を開講しました。事故時の対応や予防策などを専門家が教え、今月と来月も講座を開きます。慎ちゃんを失った悲しみは消えません。だからこそ、起きるかもしれない死を防ぎたいのです。


■国主導で情報共有を 産業技術総合研究所・首席研究員の西田佳史さん(45)


情報を一つに集約し分析すれば、なにが危険なのかを抽出できます。


例えば私たちの研究所では、東京にある国立成育医療研究センターと協力し、病院を訪れた子どものけがの情報を2006年から登録してきました。約3万人分を読み解くと、自転車の後部座席の子どもの足がスポークに巻き込まれる事故が多いことがわかったので、後部座席下にカバーをつけるよう働きかけ安全基準が改定されました。電気ケトルによるやけど事故を受け、倒れても湯が漏れない製品が開発されました。


事故の原因がみえれば、企業や専門家などから知恵が集まり、テクノロジーの力とともに予防策が生まれます。これはけがだけでなく、事故などで亡くなった場合も同じです。しかし日本では病院や捜査機関などの組織は、事故状況などのデータ提供にまだまだ後ろ向きです。朝日新聞と専門家が分析した子どもたちの記録も、捜査情報ということもあって法医学者しか知り得ません。


国が主導的に動いて、情報共有できる法律を作り、子どもの死やけがを検証する新たな制度が欠かせません。メディアも、データが活用されないことでの不利益をもっと探るべきです。責任の追及だけでは、予防につながりません。「同じような死を繰り返さない」という合言葉を、真に実行する仕組みが必要です。


■これまでの新聞掲載内容


過去10年間に亡くなった子ども(0~14歳)約5千人の司法・行政解剖の記録を朝日新聞と専門家で分析した結果、約1900人の記録から、今後起こりうる事故や虐待を防ぐための手がかりが見えてきたことを8月28日付朝刊で報じました。この日から9月にかけ、社会面連載「ある日 突然」(7回)と生活面連載「事故予防を考える」(3回)を掲載しました。


■新たな制度のあり方を今後も考えます


「小さないのち」を守るために、既存の枠組みを超え、手を取り合う。やるべきことはシンプルだと、取材を通して感じました。今後も子どもに携わる多くの人たちから話を聞き、新たな制度のあり方などを読者の方々と一緒に考えていきたいと思います。(板橋洋佳)



ご意見はメール


asahi_forum@asahi.com


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か、ファクス03・5541・8259、〒104・8011(所在地不要)朝日新聞オピニオン編集部「小さないのち」係へ。




 

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