日本将棋連盟の説明会が開かれている将棋会館。所属の棋士たちが次々と駆けつけた=東京都渋谷区
将棋の三浦弘行九段(42)に対して将棋ソフトによる不正の疑いが指摘されている問題で、所属の棋士たちに対する日本将棋連盟(会長・谷川浩司九段)の説明会が、21日午前10時から東京都渋谷区の将棋会館で始まった。
説明会には、三浦九段の代わりに竜王戦の挑戦者になった丸山忠久九段(46)、佐藤天彦名人(28)、羽生善治三冠(46)、郷田真隆王将(45)らが出席。説明会は非公開で、連盟の執行部は竜王戦の挑戦者が交代したことや、三浦九段を出場停止処分にした経緯などについて説明するとみられる。三浦九段に不正の疑いがあることを指摘した渡辺明竜王(32)は、対局のため欠席した。