事故のあった浴室の構造 北海道足寄(あしょろ)町の旅館「オンネトー温泉 景福」(休業中)で2014年10月、入浴客の男性が硫化水素ガス中毒とみられる症状で重体に陥った事故で、事故が起きた浴室では換気扇が壊れて取り外されたままだったことがわかった。浴槽の底から湯がわき出す「自噴式」と呼ばれる構造で、ガスの濃度が高くなりやすい。こうした安全対策の不備は保健所の立ち入り検査でも見逃されていた。 温泉旅館で硫化水素ガス中毒か 入浴中の男性、倒れ重体 環境省の基準は、浴室の硫化水素ガスの濃度が高い場合、換気のほか、温泉水を空気にさらしてガスを抜く「曝気(ばっき)」と呼ばれる措置で、濃度を下げることを義務づけている。 もともと浴室には換気扇が設置されていたが、旅館の経営者は取材に対し、「さびて壊れてしまい、かなり前に取り外した」と説明。浴槽が自噴式なのに注意を払っていなかった点については「湯がわいているのが見えると客の評判が良く、問題があるとは認識していなかった」と話した。 環境省の委託で現場を調べた中央温泉研究所(東京)によると、景福の泉質はガスがたまりやすく、浴室の窓のそばまで山が迫り、風通しも悪い。構造的な問題が重なり、「いつ事故が起きてもおかしくなかった」と指摘している。 旅館側は1987年に営業許可… |
硫化水素事故の浴室、換気扇なし 壊れて外されたまま
新闻录入:贯通日本语 责任编辑:贯通日本语
相关文章
香港地区の青年が国連人権理事会で香港の本当の状況を説明
中国の宇宙稲第2世代が発芽に初成功
出張接種!初の移動ワクチン接種車、北京で来月導入へ
「アバター」が中国で再上映、世界歴代興行収入で首位に返り咲く
中国鉄道当局が提供するシニア向け思いやりサービス
中国版「国際旅行健康証明」が正式にリリース
【全人代記者会見】香港地区の選挙制度は時代に合わせた整備が必要
ヴェルサイユ宮殿デジタル展が中国で初の開催
福建省、日本長崎興福寺に「世界平和の鐘」を寄贈
北京の交差点に初の軽車両専用「信号パネル」が設置
秦嶺山脈で約30年ぶりにオナガゴーラルを確認
日本から返還された天竜山の仏像の頭部が北京魯迅博物館で展示
中国で新鉱物を発見、国際機関に認可される
山西省天竜山石窟から盗掘された仏頭が百年ぶり日本より帰国
50度の高温に耐える! UAEに初輸出の中国製機関車
中国の新型コロナ対策 国際列車を「丸ごと消毒」
SF作家・劉慈欣の作品シリーズが初の漫画化
2020年ホワイトカラーの年末ボーナス、平均で12万7千円
春節映画の前売りチケット販売額が2億1500万元突破
河北省で明の時代の沈没船が発見
苗木、カレンダー、賛辞……変わった年末ボーナスが登場
結婚相手の紹介、アルゴリズムと友人のどちらが頼りになるか
中国で「ちびまる子ちゃん」映画化決定 2022年春節公開へ
初の中国産水素燃料電池ハイブリッド機関車がラインオフ
戦国時代から現代までの銀装飾品600点展示する特別展開催 山西省