優勝した宇野昌磨のフリーの演技=遠藤啓生撮影
(23日、スケートアメリカ 男子フリー)
宇野昌磨、4回転3本を決め優勝 フィギュアGP第1戦
フィギュア特集 Kiss and Cry
演技終了直後に両手で後頭部を抱えて舌を出した。宇野は「最後の3連続ジャンプを失敗して、残念で悔しい」と振り返った。ただ、目は笑っている。表情には充実感が漂った。
冒頭の4回転フリップジャンプを成功させて、勢いに乗った。大きく高く、滑らかに着氷。前日のSPでの同じジャンプでは、出来栄えによる加点(GOE)がマイナス0・51点だった。今回はプラス1・43点がついた。続く4回転トーループはさらに質が高く、演技後半に入れた4回転―2回転もきれいに。プログラム中の計三つの4回転ですべてプラスの評価を得た。
そこでノーミスを意識しすぎた…