女子1000メートルで優勝した小平奈緒=川村直子撮影
スピードスケートの今季国内開幕戦の全日本距離別選手権は23日、長野市のエムウェーブで最終日があり、女子1000メートルで小平奈緒(相沢病院)が国内最高を0秒66更新する1分15秒08で2大会ぶり8度目の優勝を果たし、500メートルとの2冠を達成した。男子1000メートルでは中村駿佑(EH)が1分9秒88の大会新で初制覇した。来季の平昌(ピョンチャン)五輪から正式種目になるマススタートの女子は高木菜那(日本電産サンキョー)が2連覇。男子はウィリアムソン師円(同)が初めて制し、5000メートルと合わせて2冠とした。
チーム力発揮「メダル狙える」高木菜那、マススタートV
《女子1000メートル優勝の小平》 「体がしなやかに動いていて、まだいけそう。ただ、本当に世界で戦えるかは海外勢とやってみないとわからない」
《男子マススタート優勝のウィリアムソン》 「マススタートは他の選手を利用するずる賢さが必要。引っ張ってもらって、最後はいただきました」
《男子1000メートル優勝の中村駿》 「国内最高ではないのでまだまだ。もっと速く滑らないと平昌で戦えない。ベテランの日本記録も塗り替えたい」