サッカーの明治安田生命J2は20日、最終節があり、札幌と清水が来季のJ1昇格を果たした。札幌は金沢と0―0で引き分け、勝ち点を85に伸ばして9年ぶり3度目の優勝。清水は徳島を2―1で破って連勝を9に伸ばし、勝ち点84の2位でシーズンを終えた。J1昇格の可能性を残していた松本は横浜FCに3―2で逆転勝ちしたが、得失点差で清水を上回ることができず、3位で昇格プレーオフに回った。6位の岡山までがプレーオフに出場する。
最下位は山形に0―3で敗れた北九州で、来季のJ3降格が決まった。勝ち点39で21位の金沢はJ3で2位の栃木とホーム・アンド・アウェー方式(11月27日、12月4日)による入れ替え戦を戦う。
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残り一つとなったJ1昇格の座をかけて、J2の3~6位の4チームがプレーオフを戦う。11月27日に松本(3位)―岡山(6位)、セ大阪(4位)―京都(5位)があり、勝者が12月4日の決勝へ進む。いずれも試合はリーグ戦の上位チームの本拠で行われ、準決勝、決勝ともに90分間で決着がつかない場合はリーグ戦上位チームが勝者となる。