民進党の小見山幸治・前参院議員(54)の資金管理団体「未来改革幸山会」が、小見山氏が私的に使った費用を政治団体収支報告書に記載していた。秘書によると、代金は小見山氏が負担したといい、28日付で訂正した。
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岐阜県選挙管理委員会が28日に公開した昨年分の政治団体収支報告書には、昨年6月に備品・消耗品費として、日本フィルハーモニー交響楽団(東京)の定期会員券4万6千円分が記されていた。小見山氏の秘書は取材に対し、「演奏会は個人的に行っていた。確定申告に必要な領収書をとったが、政治資金の分と混在した」と説明した。
小見山氏の政治資金を巡っては、昨年はフィットネスジム「RIZAP(ライザップ)」に政治資金から75万円を支出していたため、報告書を訂正していた。
小見山氏は2010年、参院選岐阜選挙区で当時の民主党から立候補して初当選。今年7月の参院選で落選した。