国際オリンピック委員会(IOC)は6日、スイス・ローザンヌで理事会を開き、14~18歳を対象にした2018年の第3回ユース五輪夏季大会(ブエノスアイレス)に空手、スポーツクライミング、ダンススポーツの3競技を、従来の28競技に加えて新たに採用することを承認した。このうち、空手とスポーツクライミングは、20年東京五輪の追加競技として採用が決まっており、ユース五輪では空手が男女3階級による組手、スポーツクライミングは20年東京五輪同様、リード、ボルダリング、スピードの複合で競う。ダンススポーツは男女混成チームの対戦方式によるブレイクダンスで争われる。
また、理事会はチアリーディングの国際チア連合と国際アマチュア・ムエタイ連盟を暫定的に承認団体と認めた。今後3年間の活動状況などを見て、IOC総会で正式に承認するかどうかを判断する。正式に承認されると、五輪の競技として採用される可能性がある。(ローザンヌ)