新国立競技場の起工式で、笑顔を見せる(左から)安倍晋三首相、丸川珠代五輪相、水落敏栄文部科学副大臣、小池百合子都知事=11日午前10時23分、嶋田達也撮影
2020年東京五輪・パラリンピックの主会場となる新国立競技場(東京都新宿区、渋谷区)の予定地で11日、起工式があった。
特集:国立競技場
安倍晋三首相、東京都の小池百合子知事、丸川珠代五輪相らが参加。安倍首相は「新時代のスポーツと文化を発信する拠点になることを心より祈念する」、小池知事は「多目的で多様性のある東京の財産となるように期待している」と式辞を述べた。
新国立は建築家の隈研吾氏が設計を統括し、総工費は約1490億円。イラク出身の英国人建築家ザハ・ハディド氏(故人)がデザインした旧計画を建設費の高騰で白紙撤回し、今月1日、約1年2カ月遅れて本体工事が始まった。19年11月に完成予定。