会見に臨んだ井川
関西に拠点を置く野球の独立リーグ「ベースボール・ファースト・リーグ」(BFL)の兵庫は、阪神などに所属した井川慶投手(37)が練習生として入団した、と発表した。井川は22日、兵庫県三田市内で会見し、「自分の中にまだまだ野球に対する思いが残っている。チームの力になれるように頑張りたい」と語った。
練習生としての契約は15日付。球団によると、コンディションがまだ万全ではなく、今後は来春開幕予定の公式戦に出場出来る選手としての契約を目指す。
井川は2002年から5年連続で2桁勝利をマークするなど阪神のエースとして活躍。リーグ優勝した03年は20勝(5敗)を挙げて沢村賞を獲得した。06年オフにポスティングでヤンキースに移籍したが、大リーグでは通算2勝4敗に終わった。12年からオリックスでプレーし、15年に戦力外となった。今年2月から兵庫の練習に参加していたという。