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「心の忘れ物」つづった手紙、煙となって天上る 島根

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火入れする里みちこさん=島根県飯南町井戸谷


約1カ月半で90通――。島根県飯南町の山間に設置された「優便(ゆうびん)ポスト」に投函(とうかん)された手紙の数だ。会えない人や会えても話しづらい人への思いをつづった便りは8日、正月飾りなどとともに「とんど焼き」にくべられ、煙となって冬空に広がった。


「あんなに高くあがるなんてびっくり。あれなら相手に届くかもとちょっと期待してしまう」。兵庫県尼崎市から訪れた山本三枝さん(48)は灰色の雨雲に吸い込まれていく煙を雨傘越しに見上げ、晴れ晴れとした表情で話した。ポストが設置された昨年11月23日にも訪れて7通を投じた。自宅に戻ってさらに2通。「同じ人に何度も書きたくなる。運良く会えた日のための準備練習にもなります」


優便ポストは町観光協会が「心の忘れ物」を受け止めるポストとして、交流施設「谷笑楽校(しょうがっこう)」前に設置。投函分は開封せず、毎年正月明けに燃やす。初めてとなった今回は現地での投函が57通、郵便で届いたのが33通。どちらも大阪や広島など県外が多く、海外からも1通あったという。


発案者でこの日の火入れにも参加した大阪市在住の詩人、里みちこさん(69)は「人が心に抱える嘆きや悲しみの流れ先ができた。手紙で思いを伝えた人の表情は、寂しさの中にも明るさがあります」と話した。(今林弘)



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