駐車場の車には数十センチもの雪が積もっていた=13日午前10時20分、青森市役所、中野浩至撮影
大学入試センター試験が実施される14、15日は今季最も強い寒波により、北日本(北海道、東北)から西日本(近畿、中四国、九州)の日本海側を中心に、大雪となるおそれがある。独立行政法人・大学入試センターは「交通機関の乱れが予想される。時間に余裕を持って試験会場に向かってほしい」と呼びかけている。
気象庁によると、14日午前6時までの24時間で予想される降雪量は、多いところで北陸90センチ、東海と関東甲信60センチ、東北50センチ、近畿40センチ、北海道と中国30センチ。関東地方北部の平地も10センチの降雪となる可能性がある。15日はさらに降雪量が増える地方がある。「今シーズンで最も強く、平年でもトップクラスの寒気」という。
大学入試センターでは、試験当日、開始時刻に遅れそうな時は、受験者に配られた受験票の「試験当日の電話」に書かれた番号に連絡するよう求めている。交通機関の乱れなどを受け、試験開始の繰り下げなども検討するという。