実戦練習をする錦織
テニスの4大大会今季第1戦、全豪オープン(16日開幕、メルボルン)の組み合わせ抽選が13日行われ、男子シングルスで第5シードの錦織圭(日清食品)は厳しい組み合わせになった。1回戦では世界ランキング48位のアンドレイ・クズネツォフ(ロシア)と対戦。順当に勝ち上がれば、4回戦で第10シードのトマーシュ・ベルディハ(チェコ)とけがから復帰したロジャー・フェデラー(スイス)の勝者との顔合わせになりそうだ。上位シード勢と戦う4回戦が山場。さらに準々決勝では世界1位のアンディ・マリー(英)と当たる可能性がある。
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錦織は今季開幕戦となった前週のブリスベン国際で準優勝している。決勝で左臀部(でんぶ)を痛めたが、この日の午後の練習では、冒頭15分を公開。サーブを確認したり、現地入りしてから初めて実戦練習に取り組んだりするなど、けがの影響を感じさせない動きを見せた。
女子シングルス1回戦では、19歳の大坂なおみ(日清食品)がルクシカ・クムクム(タイ)、土居美咲(ミキハウス)がポーリーン・パルマンティエ(仏)、日比野菜緒(ルルルン)がアナスタシア・セバストワ(ラトビア)とそれぞれ対戦する。