女児が事故に遭った滑り台
東京都江戸川区の区立公園で先月、滑り台で遊んでいた女児(当時4)の首に縄跳びのひもが絡まり死亡する事故が起きていたことがわかった。大阪市でも先月末、小学1年の男児(7)が遊具の格子状のパイプの間に首とランドセルが挟まり、重体となる事故が起きている。消費者庁は、小さな子どもが遊ぶ際は大人が付き添うよう呼びかけている。
江戸川区などによると、女児は1月3日午後、滑り台の斜面で、縄跳びのひもが首に絡まり、窒息した状態で見つかった。通行人が119番通報したが、搬送後に死亡した。縄跳びのひもは片端が滑り台上部の柵に結びつけられていた。
子どもの事故情報を収集している消費者庁は昨年、2009年9月~15年末に公園や幼稚園・保育園、レジャー施設などにある遊具で起きた事故を分析。登録された1518件のうち、治療期間が3週間以上など重い症状の事故は397件あり、うち死亡事故は4件あった。死亡事故には滑り台に衣服が引っかかったり、大阪市のケースと同様にランドセルがうんていに引っかかったりして、窒息するケースなどがあった。
年齢が特定できている1364…