ヤクルト用のポスター。ロッテが相手だと苦労が止まらない?=千葉ロッテマリーンズ提供
プロ野球の千葉ロッテマリーンズは、5月29日から始まったセ・パ交流戦用の恒例の「挑発ポスター」を作った。今年は、上下逆さにすると別の文字に読めるアンビグラムという手法を採用。メインポスターとセ・リーグ6球団ごとの7種類、計約7千枚を作製し、本拠のZOZOマリンスタジアム(千葉市美浜区)などで貼り出している。
5~7日に対戦する中日は「怪物」。甲子園で春夏連覇を達成するなど「平成の怪物」と言われた松坂大輔投手が今季入団し、ひっくり返すと「歓迎」に。ぜひ投げてほしいとのメッセージだ。15~17日に本拠に迎える巨人は「無敵」。ただ逆さにすると「得意」。ZOZOマリンスタジアムでの交流戦の通算成績ではロッテが圧倒している。
挑発ポスターの作製は10回目。球団広報は「相手球団のファンも含めて楽しんでもらい、交流戦全体が盛り上がれば」と期待する。(前田基行)
セ・リーグ6球団を「挑発」!? 逆さにすると……
ヤクルト 「(燕)飛来」 →「苦労(が止まらない)」
ロッテが相手だと苦労が止まらない?
広島 「赤神(降臨)」→「嫉妬(しちゃう)」
カープ女子が話題。ロッテとしての嫉妬心を表現
中日 「怪物(現る)」→「歓迎(ムード)」
「平成の怪物」松坂大輔投手。ぜひ投げてほしい
阪神 「六甲(熱唱)」→「334(の虎ウマ)」
2005年の日本シリーズでロッテは計33得点、阪神は計4得点
DeNA 「浜星(輝く)」→「雲泥(の差)」
横浜の星に雲泥の差で勝利するというメッセージ
巨人 「無敵(戦力)」→「得意(ですから)」
交流戦での通算成績はロッテの17勝5敗3分けと圧倒