男児にわいせつな行為をし、様子を撮影したなどとして、子ども向けキャンプ旅行の元添乗員や小学校教諭ら男6人が、強制わいせつや児童買春・児童ポルノ禁止法違反(提供目的製造)などの疑いで逮捕、起訴された事件。大阪府東大阪市の開発(かいほつ)哲也被告(35)が勤務していた旅行会社は9日、朝日新聞の取材に文書で回答した。
会社によると、被告は子ども向けのキャンプなどに企画から関わりたいと2014年9月に入社。釣りやダイビングの技術、看護師としての能力が評価されていた。「いつも笑顔で明るく、男女問わず子どもにとても人気があった。多くの子どもたちから感謝の手紙が届いていた」という。周囲は事件に気づかず、「被害者に深くお詫(わ)びし、真摯(しんし)に対応したい」としている。