菅義偉官房長官は12日午前、首相官邸で臨時の記者会見を開き、「午前7時55分ごろ、北朝鮮西岸から弾道ミサイルが発射され、日本海に落下したとみられる。排他的経済水域内ではないと推定される」と発表した。 北朝鮮、弾道ミサイル発射 日本海向け 500キロ飛行 菅氏は訪米中の安倍晋三首相にミサイル発射について報告。首相から、①情報収集、分析に全力を挙げ、国民に対し、迅速、的確な情報提供を行うこと②航空機、船舶等の安全確認を徹底すること③不測の事態に備え、万全の態勢をとることの3点について指示があったと説明した。 菅氏は「現時点で付近を航行する航空機、船舶への被害報告などの情報は確認されていない」とし、「ミサイル発射は極めて問題のある行為であり、安保理決議などの明白な違反」と批判。「断じて容認できない」として、北朝鮮に対して厳重に抗議を行ったことを明らかにした。 また菅氏は、同日午前の2度目の会見で「日米首脳会談が行われた直後に発射したことに鑑みても、我が国および地域に対する明らかな挑発行為だ」と指摘。「日米首脳会談でも確認された通り、北朝鮮に対し、核および弾道ミサイル計画を放棄をし、さらなる挑発行動を行わないよう強く求めていく。米国や韓国をはじめとする関係国と緊密に連携し、いかなる事態にも対応ができるよう緊張感をもって必要な対応に万全を期していく」と語った。 稲田朋美防衛相は同日午前、防衛省で記者団に「北朝鮮西岸から弾道ミサイルを東方向に発射した模様だ。ミサイルは約500キロ飛翔(ひしょう)し、北朝鮮東岸から東に約350キロの日本海上に落下したものと推定される」と述べた。 |
菅長官「日米会談直後、明らかな挑発」 ミサイル発射
新闻录入:贯通日本语 责任编辑:贯通日本语
相关文章
中国が中間段階での弾道ミサイル迎撃実験に成功
外交部、中露議定書は世界の戦略的安定性維持を力強く保障
「菅外交」が本格始動 日米同盟の在り方に変化はあるか?
国防部、「台湾独立を図る」挑発行為は失敗する運命にある
日本がミサイル防衛専用艦を建造? 専門家「実戦展開能力は限定的」
専門家が読み解くポスト安倍時代の日米軍事協力の変化
国防部、飛行禁止区域への米軍機侵入に断固反対
中国を挑発、国際的なルールと利益の破壊者に成り果てた米国
日本が「イージス・アショア」配備計画を突如停止した理由とは? 日米関係への影
中印国境防衛部隊の衝突 インド軍が意図的に挑発・攻撃
基地の根拠「極東条項」廃止を提起 沖縄返還直後に政府
北朝鮮ミサイル警戒を緩和 日本政府、常時展開を解除
日米防衛相が会談、北朝鮮非核化へ連携確認
ミサイル避難訓練中止へ 政府、発射の可能性低いと判断
米ロの核ミサイル、進む近代化 全世界の保有数は減少
非核化へ「日米韓の緊密な連携カギ」 外相会談で米報告
演習中止で抑止力低下も…トランプ氏発言、落とし穴露呈
北朝鮮のミサイル開発、きっかけは第4次中東戦争の派兵
米朝会談前に蓮池薫さん語る 拉致解決の鍵は2つの備え
日米首脳会談スタート 対北朝鮮の温度差調整が焦点
安倍首相「北朝鮮と直接協議する決意」 日米首脳会談
北朝鮮への「圧力」盛り込まず 日米韓防衛相が共同声明
赤神→嫉妬? ロッテ、逆さ文字で「挑発」ポスター
東芝、半導体子会社の売却発表 2兆円で日米韓連合へ
防衛相、米国防長官と会談 北朝鮮へ「圧力継続」を確認