歩いて行ける3県境にある表示板(左)。右奥の建物は北川辺スポーツ遊学館
全国的にも珍しい「歩いて行ける3県境」に人を呼び込もうと、スタンプラリーが10日から始まった。境を接する埼玉県加須市と栃木県栃木市、群馬県板倉町の主催。全国に40カ所以上あるとされる3県境の中で、「たった3歩で3県を回れるのは、平地にあるここだけ」と3市町がPRにスクラムを組んだ。
スマートフォンのGPS(全地球測位システム)機能を利用した「モバイルスタンプラリー」で、期間は3月26日まで。「3歩」で完了する県境踏破に「散歩」を重ね合わせ、地域の交流人口増加を目指す。
参加するには、スマホでホームページ(
https://webcp.jp/sankenkyo/
)にアクセス。登録すると、3県境に加え、道の駅きたかわべの「北川辺スポーツ遊学館」(加須市)、「雷電神社」(板倉町)、「藤岡遊水池会館」(栃木市)の四つのチェックポイントが示される。各地点に近づくと、スマホを操作してスタンプが獲得できる。
すべて回ると、到達賞としてオリジナルのモバイル充電器が先着1千人に。Wチャンス賞として栃木市のイチゴ狩り無料券や加須市の北川辺コシヒカリ、板倉町特産のキュウリが抽選で当たる。
3県境のPRは3市町が役割を…