米フロリダ州ジュピターで17日、白いTシャツ姿で練習場に移動するマーリンズのイチロー=時事
大リーグ、マーリンズのイチロー外野手が17日、野手陣のキャンプ初日を迎えチームに合流した。メッセージ入りのTシャツを着て球場入りするのが最近の恒例となっていたが、今年は真っ白の無地。「無言」のスタートとなった。
昨年はバットを持った自身の姿と、「人生は42歳から始まるんやて」というメッセージが入ったTシャツを披露した。
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大リーグ17年目のキャンプインを迎えたマーリンズのイチローの一問一答は次の通り。
――キャンプインを迎えた今の気持ちは。
キャンプ1日目の気持ちは特別なもの。きょうやる気があるのは当然。初日は誰でも特別な気持ちでいられるが、なかなか続かない。時間がたってどうあるかが問われる。
――チームへの期待は。
潜在力の高いチームだとみんなが感じている。でもそこから先に進めていないので、そろそろ(優勝争いという)形にしないといけない。
――日米通算26回目のキャンプだが。
新しいチームに入っていくときの緊張感は変わらない。毎年のように球場に来るときは緊張するし、方向音痴で道にも迷う。(時事)