閉会式会場で記念撮影する宇野昌磨、無良崇人、本郷理華らフィギュア陣=遠藤啓生撮影
冬季アジア札幌大会最終日は26日、札幌市であり、フィギュアスケートの男子フリーはショートプログラム(SP)2位の宇野昌磨(中京大)が188・84点で1位となり、SPとの合計281・27点で金メダルを獲得した。フィギュア日本男子の優勝は2003年青森大会の本田武史以来、3大会ぶり。
アイスホッケー男子は日本がカザフスタンに敗れ、銅メダルだった。スキーはフリースタイルのモーグルで、男子の堀島行真(いくま、中京大)がデュアルモーグルに続く2冠を達成。女子は村田愛里咲(行学学園教)が金、伊藤みき(北野建設)が銅メダルを手にした。
ノルディック距離の女子15キロフリー(マススタート)は小林由貴(岐阜日野自動車)が勝ち、リレー種目を合わせて4冠を達成した。男子30キロフリー(マススタート)ではレンティング陽(あきら、チームアキラ)が三つ目の金メダルを獲得した。バイアスロンは男子15キロ(マススタート)で尾崎光輔(自衛隊)、女子12・5キロ(マススタート)で立崎芙由子(自衛隊)がともに銅メダルだった。
日本が今大会で獲得したメダルは金27、銀21、銅26の計74個。金メダル数、メダル総数ともに1位となり、2003年青森大会以来、3大会ぶりにアジア王座に返り咲いた。
閉会式はフィギュアスケート会場であり、18日から競技が始まった大会の幕を閉じた。次回の開催地は決まっていない。